東京・神田では、毎年秋に「神田カレーグランプリ」が開催されるなど、カレーの激戦区として知られています。
そんな神田の地に、神田っぽくないオシャレなカレー屋があるのをご存じでしょうか。
お店の名前はCozy（コージー）。
神田駅の西口から、西口商店街を進んでいくと、左手にスギ薬局があるのですが、そこの前の通りを入ったところにあります。
細い通りにあり、なかなかの隠れ家感。
お店の佇まい・内装は、喫茶店かと見紛うくらいキレイです。店内には、大きめのカウンターの他、四名掛けのテーブルが2つあります。
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このCozy、オーナーは、近所の「味彩」という居酒屋のご主人だとか。
もともとフレンチ系のバックグラウンドの方だそうで、居酒屋とは別に、カレー屋でその技術を生かそうと考えられたそうです。
なので、このCozyは、欧風カレーのお店です。
なお、店名から、ご主人の名前は浩司（こうじ）なのかと思いましたが、全然違いました。「居心地がいい」という意味の英単語ですね。
4つのカレーメニュー
さて、メニューをみると、このお店のカレーは4種類。
- 特大海老フライカレー（1,500円）
- チキンローストカレー（1,000円）
- ビーフカレー（1,000円）
- ロースカツカレー（1,000円）
大盛りは+200円、W大盛りは+500円。カレー持ち帰りは-100円だそうです。
トッピングもできるようで、海老フライは+800円、チキンローストとロースカツは+300円 とか。つまり、ビーフカレー以外、ベースのカレーは700円ということですね。
サラダは別売りで200円。卓上の福神漬けとラッキョは食べ放題です。
特大エビフライカレー
まずは、特大エビフライカレー。
最大の推しメニューのようで、1,500円という強気の値段設定です。
「今から揚げますので少々お時間かかります」と言われましたが、ものの数分で出てきました。
特大エビフライの特大っぷりはこちら。
・・・すごい存在感。伊勢海老とは言いませんが、なんか恐らく普通のエビとは違う種類のエビです。
断面の写真を撮ってみました。衣で誤魔化すなどはなく、中までギッシリ身が詰まっています。
これ、カレー味ではなく、塩とかタルタルで食べたい感じですね。
トッピングに目を奪われがちですが、肝心のカレーは、非常にマイルドで食べやすい。良くも悪くもクセがなく、スッと食べられる感じです。
一口食べて、ああこれは美味しいと思いました。
なお、食べ進んでいくと、辛さが蓄積してくるのか（？）、あれっ意外に辛いやん！ってなる不思議なカレーでもあります。
チキンローストカレー
チキンローストカレーはこんな感じです。
チキンローストは、特大エビフライほどのインパクトはないですが、結構なボリュームです。
最初は、スプーンでチキンローストを切りながら食べられますが、最後は骨に残った肉を食べるためかぶりつくことになります。
その際、手がベットベトになるのが難点か。
なお、ランチ時のドリンクは、コーラ200円、生ビール500円。
コーヒーは、単品300円、カレーとのセットで1,200円（特大エビフライカレーの場合は1,700円）。ホットなら時間がかかるそうですが、アイスならすぐに出てきます。
なお、夜には、アルコール数種類と居酒屋メニュー（おつまみ程度）も提供しているようです。20時閉店らしく長くは飲めませんが、店構えからオシャレバーとしてもいけそう。
おわりに
なお、冒頭に書いた、Cozyから徒歩15秒くらいのところにある「味彩」のランチメニューはこんな感じ。
・・・とてもリーズナブルな価格設定です。特大エビフライカレーの金額で、味彩定食が2個食えますね。
Cozyのカレーは、正直お値段は張りますが、こういった神田あるあるの居酒屋を経営する一方、Cozyで技術をこらした高価格帯のカレーで勝負したいという、オーナーの気概が伝わってくる気がします。
神田でカレーを食べられる際には、是非ともお試しください。
