オリックスや阪神で活躍した元プロ野球選手・葛城育郎さんの「酒美鶏 葛城」というお店に行ってきました。
場所は阪神・西宮駅からすぐで、えべっさんの近くです。
入店してすぐ、調理場に、葛城育郎選手改め葛城オーナーの姿を確認。
この店に来たら本当に会えます。
野球選手が開いた焼鳥屋ということで、ねじりはちまきの店主が立ち込める煙のなか鳥を黙々と焼くようなお店かと思いきや、デートにも使えるようなオシャレな鳥料理屋さんでした。
葛城育郎選手とは
葛城育郎選手は、1999年秋にドラフト2位でオリックス・ブルーウェーブに入団。
2003年オフにトレードで阪神タイガースに移籍し、スタメンや代打などで活躍。2011年に引退しました。
阪神ファンには、二度のリーグ優勝を果たした2000年代を彩った選手として、馴染み深い選手だと思います。
お店の名前の「酒美鳥」は「さけびどり」と読みますが、これは現役時代の葛城選手のウォーーー!!と叫ぶパフォーマンスに由来しています。
下の動画ご参照。ヒーローインタビューの最後、6:45くらいから叫びます。
ウォーTシャツなるものが球団公式グッズとして発売されたこともありました。
阪神タイガース時代の背番号は33番でしたので、「酒美鶏 葛城」の店員さんは33番がついたユニホームを着ています。
「酒美鶏 葛城」のお料理
このお店、お酒が非常に充実しており、ワインなど女性向けの飲み物もたくさんあります。オリジナル日本酒「葛城」もありました。
料理は、アラカルトのみならず「酒美膳」というコースがあるようなので、今回はそちらを注文してみました。
「酒美膳」コース内容
一人3000円で、2名から注文できます。コース内容は以下の通り。
- 前菜(サラダ)
- さしみ4種盛
- 溶岩焼き盛り合わせ
- 手羽の唐揚げ
- 炭火黒焼き
- おまかせ逸品
- 特製卵かけご飯もしくは、焼きおにぎり
前菜(サラダ)は、豆腐サラダでした。ヘルシー。
さしみ4種盛は、ずり・きも・はつ・ささみ。醤油・ごま油&塩などでいただきます。コリコリしていて、非常に美味しい。
こちらは炭火黒焼き!
破壊的に酒が進むメニューばかりです。
さてさて、メインの溶岩焼き盛り合わせが運ばれてきました。
柚塩一味・白ごま・梅塩などにつけて食べるようです。こだわりがイイですね。
お肉は、卓上に設置された溶岩プレートで焼いていきます。
この溶岩プレートは、鹿児島・桜島の溶岩で作られたものだそうで、石材の中でも特に赤外線放射率が高く、お肉がジューシーに焼けるそうです。
葛城オーナーは、お店を開く前に他の焼鳥屋で修業したそうですが、常々「お客さんに肉が焦げるのを気にせず会話を楽しんでもらう方法」を考えていたそうです。
結果、肉を置いておいても焦げにくい溶岩プレートで焼くというスタイルに行きついたとか。
石焼プレート【阿蘇14CM角溶岩プレート】幅140mm×奥行140mm×高さ15mm【業務用食器】【グループI】
なお、コースの「おまかせ逸品」は、キュウリのツマミで終わりかと思いきや、砂肝のマヨネーズ炒めやホルモン焼きなど、予想していなかった皿が何品も出てきて驚きました。
非常にコスパが良いコースです。
最後のシメは、特製卵かけご飯を選びましたが、こだわりの卵でサラサラと美味しく食べられました。
もう一つのオプションの焼きおにぎりも気になりますね。
デザート
なお、コースにはデザートが含まれていなかったので、追加で注文しました。
写真左は、カツラギプリン(350円)。クリームブリュレのように、上に焼いたカラメルが載っています。
なお、バニラアイス乗せのスペシャルカツラギプリンは500円だそうです。
写真右は、自家製チーズアイスクリーム(450円)。チーズがたっぷり入っており、チーズ好きにはたまらないスイーツです。
おわりに
お会計の際には、なんと葛城オーナーがレジを打ってくださりました。
そして、お忙しいとは重々承知しつつも、一枚写真をお願いしてみたところ、快く応じて下さいました(本当にすみません)。
この「酒美鶏 葛城」、以前は心斎橋に支店があったそうですが、現在は西宮本店のみだそうです。
現在、ランチはやっておらず、夜は不定休(要電話確認)。営業時間は、甲子園で試合がある日は24時を超えてやっているそうです。
金本元監督なども常連らしいので、いつかお店で出会えるかもしれませんね。
葛城オーナーは野球をやめた選手のセカンドキャリアの受け入れ先として「酒美鶏 葛城」を発展させたいらしく、いち野球ファンとして応援したいと思います。