2018年10月、築地市場が豊洲に移転しましたが、依然として築地周辺には魅力的なお店がたくさんあります。
「築地 いま津」もそんなお店の一つ。
場所は、東京メトロ・築地駅の1番出口から、築地本願寺の横を隅田川方向へ3分くらい歩いたところです。
このお店、昼は「阿波牛炙り天然マグロウニイクラ丼」(2,800円)という、ありし日の三菱東京UFJ銀行みたいな名前の贅沢丼が人気だそうです。
今回は夜に訪問してみました。
席数は、テーブルが4席×2、3席×1、カウンターが3席の隠れ家的なお店です。
※食べログを見ると17席と書いてあるので、調整できるのかもしれません。
夜のコース
夜であれば、何といってもオススメは、5,000円の「季節のお勧めコース」です(当日予約可)。
コースの内容はこんな感じ(7品)。
- 先付け
- お造り
- 蒸し物
- 焼き物
- 揚げ物
- お食事(お寿司又は炊き込みご飯)
- お椀
シメの炊き込みご飯は要予約とありますが、当日に言っても対応して頂けました。
さらに、2000円で飲み放題90分をつけることができましたが、これがすごかったです。
このお店は日本酒にこだわるお店なのですが、一部の希少酒を除いて、大抵は飲み放題に含めてくれました(大将に聞いてみましょう)。
築地めし 魚河岸のプロが教える簡単でウマい魚料理 (小学館文庫 プレジデントセレクト) [ 福地 享子 ]
「季節のお勧めコース」の内容
それでは、「季節のお勧めコース」の内容をご紹介したいと思います。
さすが築地のお店らしく、まず、「お造り」が本当においしかったです。
赤貝がコリコリしていました。他の魚はとろけんがばかり。
「焼き物」は、魚の照り焼きでした。
中年のグループでは、こういう渋い一皿の登場に、一番歓声があがります。
なお、「焼き物」は4品目のはずですが、既にしこたま酔っ払っており、なんの魚の照り焼きだったかは忘れてしまいました。
「揚げ物」は、なんとフグの唐揚げ。
5,000円のコースなのに、非常に豪華な気分にさせてくれます。
そして、お待ちかねの「お食事」は、ウニとイクラの炊き込みご飯!
ウニとイクラが宝石箱をぶちまけたように、ご飯の上に載っかっています。
日本酒でこれを流し込むと、いったいカロリーはいかほどばかりかと気になりますが、瞬く間に食べ終わりました。
コースが終わって物足りなかったらアラカルトで追加注文しようと思っていたのですが、コースだけで十分おなか一杯になりました。
おわりに
この「季節のお勧めコース」、5,000円というのは税込の値段です。消費税が10%になりましたので、税抜か税込かは結構大きいですよね。
コースで満腹になり、さらに90分たっぷり良いお酒を飲ませてもらって(飲み放題2,000円)、お会計は7,000円ポッキリ。
非常にコスパが高いです。
「海外オフィスから外国人が出張で来ているが、それなりにリーズナブルな値段で、本格和食に連れていきたい」といったシチュエーションにピッタリです。
なお、築地周辺で飲むと、二次会をどうしようか悩ましいところなので、一次会でさくっと終わるような会食にオススメです。