デンキバリブラシというアイテムをご存知でしょうか。
美容院で、ふと何気なく壁に貼ってあるメニューを見ると・・・
デンキバリブラシ 3500円
・・・
デンキバリブラシ!?
日本語とは不思議なもので、「電気」を「デンキ」と片仮名にするだけで、なんだか強そうで少し危険な印象になります。
デンキウナギしかり、デンキブランしかり・・・
気になったので、美容師さんに聞いてみることにしました。
「すみません、このデンキバリブラシって何ですか?」
「話題沸騰中の美容器具です。」
・・・
なんでも、2020年1月に放送された『今夜比べてみました』という番組で取り上げられて人気になり、品薄状態が続いているとか。
使用すると、毛穴が引き締まって肌がツルツルになり、リフトアップして小顔になり、眼精疲労や肩こりが取れて、ストレスが解消するそうです。
世の中、そんな都合のいいことあるか?
アンチエイジングにはパオ運動くらいの苦痛を伴う必要があるのではないのか?
関連記事:FACIAL FITNESS PAO(フェイシャルフィットネス パオ)でパオ運動してみた
しかし、気になるのは、「デンキバリブラシ」という独特の名前。
いったいどんな形状なのか?
バリブラシという響きから想像すると、こんなイメージです。
この針の一本一本から電流が流れるに違いない。
やや拷問器具寄りですかね。
・・・
一方、デンキバリという部分に重きを置くと、こんなイメージでしょうか。
電気鍼 電子鍼 ペン型 経絡マッサージ 電子針 電気針 低周波治療器 電子パルス 痛み治療 鍼治療
急所を突いて敵を一撃で沈める感じ。もはやドラクエの毒針ですね。
・・・
いったい、どんな物なんだろう?
効能を期待するというより、デンキバリブラシを見てみたいという欲求から、いちど体験してみることにしました。
「デンキバリブラシお願いします。」
「了解いたしました。」
すると、美容師さんが目にタオルをかけて施術しようとするので、いやいや一度デンキバリブラシを見たいですと言って、詳しく見せてもらいました。
すると・・・
あれ、思ったより小さい。
「デンキバリブラシ」の語感が醸し出す迫力はありません。
そして、あやしく光ります。
紫は欲求不満の色ですね。
・・・
デンキバリブラシを当てる前に、まずローションを首周りから顔にかけて塗られました。
塗らないと痛いですからねぇなどと言われ、不安が高まります。
いよいよ施術スタート。
初めは老廃物を流すとのことで、首筋のリンパに当てられます。
軽くピリピリ、というかチクチクする感じ。
はじめは電力弱めでいきますからね、と美容師さん。
えっ、今から強くなるのか!?
続いて顔に当てられます。けっこう途中からビリビリしてきました。
その後、頭皮に当てられましたが、例えるなら、栗のイガイガを物理的に押し当てられている感じです。
途中からかなりの出力になっていたようで、耳に少し触れたときには結構な刺激でした。
後頭部にもサッと当てて、施術終了。
さて、効果のほどは・・・
美容師さんがすかさずコメントしてくれます。
「すごいですねえ!全然違いますよ!!」
・・・そらそう言うわな。ほんまかいな。
しかし、美容院を出た後も、周りから「少し輪郭がすっきりしたかもしれない」、「毛穴が引き締まったかもしれない」などと続けて言われました。
ほんまかいな!?
鏡をみたら、確かに、言われてみるとレベルですが、少しリフトアップされたような気がする・・・(?)。
ちなみに、デンキバリブラシの効果の持続期間は、2日~3日くらいだとか。
本体を購入して、自宅で毎日やれば良いのかもしれませんが、18万円するらしいです。
♪【GM corporation】G.Mコーポレーションデンキバリブラシ <電気バリブラシ><ヘアケア・スカルプケア・頭皮ケア><充電式><DENKI BARI BURASH>※クレジット決済のみ※
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このデンキバリブラシ、GMコーポレーションという大阪の会社の製品のようですね。化粧水などを出している会社のようです。
本記事で興味を持った方がいらっしゃれば、是非とも一度試してみてください。