
こちらのうさぎをご存じでしょうか。
旅行先の土産物屋で見つけたのですが、一目惚れして購入しました。
三角の口の、なんとも間の抜けた表情が可愛らしい。
大事そうにニンジンを抱えており、ドヤ顔に見えますが、ニンジンを外してみると、しまった!という顔にも見えます。

このうさぎ、素材はダンボールで、hacomoという会社の製品です。
[ペーパークラフト 段ボール工作] hacomo/ うさぎ(白) [工作キット ハコモ 組立式 自由研究 インテリア 置物 うち遊び 室内遊び 巣ごもり イベント]【B-1682_1699】
hacomoとは?
hacomo株式会社は、富士ダンボール工業というダンボール加工会社から
2010年に分社して設立された会社です。
親会社と同じ「”おもしろい”で未来を拓く」というキャッチフレーズのもと、ダンボールを使った様々な商品・企画を提供しています。
岡村剛一郎さんという方が最高執行責任者(COO)ですが、この人はダンボール王としても有名な方で、過去にTV出演などもされているようですね。
hacomo(ハコモ)という社名は、ダンボール=箱(ハコ)からきているのかと思いきや、happy communicationの略のようです。
商品を通じて、モノづくりの楽しさを知り、周囲とのコミュニケーションを深めてほしいという意味だとか。
そのため、hacomoの商品は、子供にもカンタンに作れるよう、ノリやハサミを使わずに作れるよう設計されています。
なお、「ダン・ダン・ダン」という公式テーマソングも公開されています。数回聞くと、サビが結構クセになります。
hacomoの商品
このhacomo、面白い商品をたくさん展開していますので、いくつかご紹介させて頂きます(商品紹介はこちら)。
hacomo kids
冒頭でご紹介したうさぎは、「hacomo kids」の動物シリーズ(または干支シリーズ)です。
海賊うさぎなどの派生キャラもいるようですね。

Dinosaur(ダイナソー)
こちら、前はブラックレーベルという名前だった気がしますが、本格派の商品です。
子供に向けの商品は、色を塗って楽しめるよう白色のものが多いそうですが、こちらはシックな黒色。
このティラノサウルスなど、かなりカッコイイ。ダンボールにはみえませんね。
最近ではティラノサウルスは羽毛が生えたキモイ鳥のような恐竜だったなどと言われていますが、昭和生まれにとってのティラノサウルスはこれです。
ダンボール迷路
こちらのダンボール迷路という商品も非常に興味深いです。
子供向けサイズの迷路のようですが、ちょっとしたイベントなどで使えそうですね。
コンパクトに収納しておけるようで、繰り返し使える模様。
PUSUPUSU(プスプス)
こちらは海外向けの商品だそうで、小さな穴の開いた台座にパーツを差し込んでいくことでジオラマのような作品を作れるシリーズです。
清水寺、平等院鳳凰堂、ノートルダム大聖堂、紫禁城など、世界の観光名所を再現した商品があります。
hacomo 清水寺 玩具 おもちゃ 組立式 工作 ダンボール クラフト 小学生 夏休み 冬休み 宿題 工作キット インテリア PUSUPUSU プスプス 【メーカー直送・代引き不可】
2019年には、香川の八十八か所霊場の23か所で、限定のPUSUPUSU用パーツを発売し、巡拝記念のアート作品を作ることができるというイベントも開催されたようです(詳細はこちら)。
その他
その他、下のカード販売機などギミック付きの「hacomo WOW」、着ることができる甲冑などの「なりきりシリーズ」、ダンボールの家具が作れる「DAN家具」、巨大シリーズの「hacomo big」など、色々な商品ラインナップがあります。コロナ後は飛沫感染防止グッズもあるみたいですね。
(ダンボール工作)hacomo ハコモ WOWワオ カード販売機
おわりに
hacomoは、「ダンボール動物園」などのイベントを日本各地で行っているようですが、残念ながら関東圏ではあまり頻繁には開催されていません。
四国での開催が多いのは、hacomoは香川県・東かがわ市の会社だからだと思われます。
ダンボールは原材料のほとんどが古紙であり、リサイクルもできるそうなので、今のエコな時代の流れにもピッタリですね。hacomo、応援しています。