ふと思い立ち、ハンドマッサージに行ってみることにしました。
全身マッサージ・足つぼマッサージはよく行くのですが、ハンドマッサージはあまり受けたことがなく、一度行ってみたかったのです。
参考記事:(ドクターフット)スーパー痛い足つぼマッサージで健康になろう
折しも、仕事で手から腕~肩にかけて疲れ気味で、ほぐしたい欲求が高まっていたこともあり・・・
さっそくネットで調べてみると、多くのサイトが、ハンドマッサージの健康効果を解説してくれています。
大昔、ご先祖様が4足歩行だったころ、人間の手は前足だったはずで、足ツボが身体に良いなら手ツボも身体に良いはずですよね。
というわけで、「りらくる」というお店の予約を取り、行ってみることにしました。
「りらくる」について
「りらくる」は初めて利用しましたが、大手のマッサージチェーンです。
特筆すべきはその料金。
有名な「てもみん」を始め、多くのマッサージチェーンは「10分=1,000円」が相場ですが、「りらくる」は60分で3,600円(会員料金)と安い!
値段表はこんな感じです。
※ アプリをダウンロードするだけで、「会員」扱いになります
お店のホームページはこちら。
もみほぐし・足つぼ・ハンドリフレ・クイックヘッドのリラクゼーション店【りらくる】
冒頭に書いた通り、今回のお目当ては、ハンドマッサージ30分(会員料金で2,600円)。
更衣室に通され、上下ともに着替えるよう促されます(着替えは無料)。
ハンドマッサージなら下は着替えなくてもいい気もしますが、まあいいや。
さて、いよいよ施術です。
しかし、担当セラピストさんいわく、 ハンドマッサージのみを単独オーダーするお客さんは相当レアとのこと。
もみほぐしコースに付け加える人がほとんどだとか。
うーん、別にハンドマッサージマニアとかではないんですけどね・・・
ちょっとやってみたいだけで・・・
結局、初めの10分は肩マッサージをしてもらい、残り20分をハンドマッサージしてもらうことに。
なお、「りらくる」のハンドマッサージは、肘から下にオイルを塗ってマッサージしてくれます。
オイルは、終わったあとはキレイに拭き取ってくれますよ(当たり前か)。
手ツボは、合谷(ごうこく)という親指と人差し指のつけ根(手の甲側)にあるツボが最も有名で、ここを押せばとりあえず健康になれるとのこと。
なお、肩マッサージの時点でウトウトしていましたが、ハンドマッサージも普通に気持ちよく、途中から寝てしまいました。
副業でマッサージ師?
ハンドマッサージ体験記は以上ですが、印象に残ったのはセラピストさんとの以下の会話。
「今日は何時からお仕事されてるんですか?」
「あ、自分はりらくるさんは副業でして、定時までは別の会社で働いていました。」
え!!!
なんだか仕事で疲れたテイで揉んでもらっている自分が恥ずかしくなりました。
「ならむしろ、揉んでほしい側じゃないんですか・・・?」
「いえいえ。この仕事は、とてもリフレッシュできるんですよ。」
聞くと、本業ではなかなかお礼を言われる機会がないが、マッサージの仕事は身体がラクになったお客さんがお礼を言ってくれるので、やりがいを感じやすいとか。
なお、このセラピストさんは、過去にマッサージ系の仕事をしていた経験があるそうです。
同僚のセラピストについても、マッサージ専業の人もいれば、他の仕事を持っている人もおり、経歴も人によって様々とのこと。
最近、世間では副業解禁の流れですが、なるほど、アフター5はマッサージ師として他人を癒すという選択肢もあるのか・・・
調べてみた
気になったので、帰ったあと、「りらくる」のホームページをみてみました。
「りらくる」の運営会社は、株式会社りらく(大阪府大阪市港区)。
「セラピスト募集」のページをみると、確かにダブルワークOKと書いてありますね。
なんと、ピアニストと両立している人もいるとか。
揉んでもらっている人は、まさに私はピアノ状態ですね。
関連記事:サザン「私はピアノ」に出てくる掛け合い(セリフ)部分がヤバイ
給与は、60分で1,768円~3,190円の完全歩合制で、個人指名料(200円~)は全てセラピストの取り分になるそうです。
上手い人を見つけたら、ガンガン指名すれば、お互いにWin-Winになりますね。
さらに、セラピストには無料トレーニング制度が用意されており、全国各地にトレーニングセンターがあるとか。
未経験者でも、平均74時間(レッスン日数16日)のトレーニングで、基礎を一通りマスターできるそうです。
セラピストは一生モノのスキルですと書いてありましたが、たしかに日常生活でも役に立ちそうな・・・
おわりに
株式会社りらくのグループ店舗数は、2019年2月時点で630店舗もあるそうで、これはリラクゼーション業界でナンバーワンだそうです。
1号店を開店したのが2009年だそうなので、相当な拡大スピードですよね。
この拡大スピードを支えたのは、上に書いたダブルワークOKやセラピストの無料トレーニング制度に違いありません。
マッサージは、するのもされるのも好きなので、無料トレーニングだけでも受けてみたいなあ。