サザン「私はピアノ」に出てくる掛け合い(セリフ)部分がヤバイ

私はピアノ」という曲をご存知でしょうか。

桑田佳祐さんの作詞・作曲で、サザンオールスターズの3枚目のアルバムである『タイニイ・バブルス』に収録されています。

タイニイ・バブルス(リマスタリング盤) [ サザンオールスターズ ]

このアルバムは1980年に発売されているので、2020年現在から振り返ると、実に40年も前の作品です。

桑田さんの音楽的ルーツはロック+歌謡曲だと言われますが、この曲は完全に歌謡曲寄りのテイスト。

ボーカルは、桑田さんの奥さんの原由子さんが担当されています。

高田みずえ版「私はピアノ」

ちなみにこの曲、同じ1980年に高田みづえさんという方がカバーして、紅白に出場するほどのヒットになったとか。

まずは、こちらの高田みずえ版(短縮バージョン)で、曲の雰囲気を味わってみて下さい(1分45秒)。

あなたから 目が離せない
ふたりして聞くわ ラリーカールトン
日だまりの中で抱かれ 

いつしか時の徒然に
思い出に 酔うひまもなく
心から好きよと云えた 

あの頃がなつかしくて 何もかも…

もの哀しい旋律で、愛する男性と別れた女性の切ない心模様を歌っています。

昭和の雰囲気がプンプンしますが、どこか懐かしい、日本人の琴線に触れるメロディですよね。

昭和ミニラジカセ【注文前に商品説明の内容物を確認下さい】

しかし・・・

この「私はピアノ」、サザンオールスターズ版と高田みづえ版で、決定的に違っている部分があります。

掛け合い(セリフ)は放送禁止?

それが、サザン版の中ほどに突然出てくる、以下のリズミカルな掛け合い(セリフ)部分。高田みづえ版にはありません。

おいらを嫌いになったとちゃう
Mm そんなことないわいな
あっそう!
この先どないせというのジャジ
Mm そんなこと知るかいな…

・・・え、なにこれ!?

初めて聞いた時、耳を疑いました。

若い女性の心情を歌った甘くて切ないバラードの途中に、いきなり登場する熟年夫婦の漫才

女性側の失恋ソングのはずなのに、「おいらを嫌いになったとちゃう?」って、男女の立場が入れ替わっているような・・・

「なったとちゃう」とか「どないせというの」とか、微妙に言葉足らずなのも気になります。

百見は一聞にしかず(?)なので、下の「歌ってみた」動画 で、違和感を体験してみてください(2:10くらいから)。

※ この動画では掛け合いではなく、男性が一人で歌っておられます(サザン版の原曲はさすがにネットに上がっていませんでした)。

おいらを嫌いになったとちゃう
Mm そんなことないわいな
あっそう!
この先どないせというのジャジ
Mm そんなこと知るかいな… 

・・・

あっそう!という合いの手や、そんなこと知るかいなは、完全に愛が恋愛から家族愛に代わって相当経ったカップルのサバサバした会話ですよね。

で、一番「これは何?」となったのが、「ジャジ」という単語。

さりげなく出てきて、なんだかオシャレにも聞こえますが。

1980年代に流行った「ダーリン」的な意味合いの単語なのかな?

または、サザンにありがちな、恋人を英語のニックネームで呼んでいる感じなのか・・・

しかし、「私はピアノ」+「ジャジ」などで検索してみても、ジャジについて解説しているサイトは出てきません

気になったので、「ジャジ」+「意味」とかで、色々と調べてみると・・・

え・・・

なんだこれは・・・

アカン・・・アカン・・・!

そりゃ、高田みずえ版からは、掛け合いごと消されるわ

なお、当ブログの検索順位がGoogleに下げられてしまいそうなので、ジャジの意味についてはご自身でご確認頂ければ幸いです。

なお、運動するときに履くジャージの語源はジャジであるという説も見かけましたが、イギリス王室属領の「ジャージー島」から来ているようで一安心



おわりに

色々と動画を漁っていると、スペイン語と日本語のミックスで歌われている「私はピアノ」なども発見しました。

サザンの曲なので、ラテンのノリがよく合いますね。

以上、耳ざわりの良い美しいバラードに、下ネタ入りのギャグパートみたいな掛け合いを平然とブチ込んでくる桑田さんのセンスに改めて脱帽

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