群馬にロックハート城というテーマパークがあります。
山の中にあるため、車でのアクセスが基本なのですが、今回は電車とバスで行く方法をご紹介します。
電車＆バスでのアクセス方法
ロックハート城の位置
ロックハート城の位置を、大まかに図示すると以下の通りです。
ロックハート城の公式ホームページを見ると、タクシーでのアクセスが紹介されています（沼田駅から15分、上毛高原駅から20分）。
しかし、地図でみると、両方の駅からロックハート城までは結構な距離。
お城のスタッフさんに聞いてみると、ロックハート城から上毛高原駅までタクシーを使うと、6,000円くらいかかるそうです。
なので、交通手段は沼田駅の駅前から出ているバスを使うのがオススメです（※上毛高原駅からのバスはありません）。
沼田駅への電車
まず、沼田駅までの電車アクセスは以下の通り。
- 東京方面からは高崎駅で乗り換え、上越線で沼田駅へ（高崎〜沼田で45分くらい）。
- 前橋方面からは新前橋で乗り換え、上越線で沼田駅へ（新前橋〜沼田で35分くらい）。
なお、2の前橋→新前橋（＝高崎行き）は、意外と電車の本数が少ないです。
ロックハート城へのバス
沼田駅を出たら、駅前にバスロータリーがありますが、左端のバス停からロックハート城行きのバスが出ています。
沼田駅発のバス時刻表は下の写真の通り（2019年12月現在）。「中山本宿行」に乗り、ロックハート城前というバス停で降ります。
沼田駅とロックハート城は、バスで15分程度。料金は600円くらいだったと思います。
ロックハート城から沼田駅に帰る場合は、ロックハート城を出てすぐ、反対車線側にバス停があります。
時刻表はこんな感じ。
本数が少ないので、ロックハート城の観光は計画的に。乗り過ごさないようにしましょう。
以上、ロックハート城への電車・バスによるアクセスについてご紹介しました。
以下では城の来歴と、見どころを簡単にご紹介します。
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ロックハート城の来歴
ロックハート城、これ実は、本物のヨーロッパのお城です。
もともと1800年代前半にイギリスに建てられたそうですが、解体のうえ、シベリア鉄道などで日本まで運んできて組み立て直したとか。
イギリスにあったお城を買い取ったのは俳優の津川雅彦氏(故人)。北海道のレジャーランドに移設予定だったそうですが、計画が頓挫し、現在の運営会社が買い取ったそうです。
※なお、津川氏は今でも名誉城主の扱いだそうです。
現在のロックハート城の場所は結構な山奥ですが、よくもまあここまで城を運んだものだなとびっくりです。
なお、運営会社の「株式会社サンポウ」は、群馬県沼田市の会社ですが、婚礼観光、住宅、石材など、幅広い事業を手掛けているそうです。
そのため、ロックハート城では、ブライダル関係のサービスも提供されており、沼田市内ではベラヴィータという欧州風ホテルも営業されているようです。
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ロックハート城の見どころ
※ロックハート城の公式ホームページには100円割引クーポンがあるので、入城の際には忘れずに使用しましょう。
ロックハート城の敷地は10万平米もあり、入口からメインのお城まで、歩いて少しかかります。
全景はこんな感じです。
レストランは、入場してすぐのところに1つ、お城の前に1つあります。前者では飛んで埼玉ロケ地カレーという謎メニューが提供されています。
謎解きイベント
ロックハート城では、タカラッシュさん制作の本格謎解きが開催されています。謎解きファンにはうれしいですね。
2019年12月現在、第1弾と第2弾の２つを遊ぶことができます。
・不思議な城のアリス（第1弾）1,000円
・ロイヤルハート・ミステリー（第2弾）1,500円
第1弾のみ遊んでみましたが、それほどボリュームはありません。集中してやれば、1時間くらいで終わるのではないでしょうか。
なお、冬や雨の日だと、どこで謎解きをしようか悩むかもしれませんが、お城の中がオススメです。
ハートの絵馬
ロック「ハート」というからか？、園内の至るところにハートの絵馬がかかっています。
こちらは鐘楼の下に鎮座している甲冑。ハートの絵馬まみれです。
プリンセスドレス体験
お城が欧風なので、ドレスを着て結婚式向けの前撮りなどをする人が多いようですが、なんと犬用のドレス体験もあるようです。
ドレス体験の看板を下げている犬の像は、なかなかパンチの効いた表情でした。
その他、英国のドラマ「シャーロックホームズ」で使用されていた馬車や、故・ダイアナ妃が使用していたローイスロイスがあったりと、様々な展示が充実しています。
また、津川雅彦氏のコレクションであるサンタミュージアムがあったり、ティディベアだらけのテディーの家があったり。
売店もイイカンジで、たっぷり半日は楽しめるテーマパークだと思います。
ロックハート城、群馬に行かれた際には、観光地候補に検討されてみてはいかがでしょうか。
