鶏白湯(とりパイタン)はお好きでしょうか。最近はラーメンやお鍋などでお馴染みですよね。
「白湯」は、日本語読みは「さゆ」なので、「パイタン」は中国語読みです。「とりパイタン」は日本語+中国語の造語ですね。
「パイタン」の定義は、「豚骨・鶏ガラなどの材料を強火で煮込み、熱によって脂肪とゼラチン質が乳化することで白濁したスープ」だそうです。
ケンタの骨で鶏白湯スープを作る
そういえば、ちょっと前に、食べ終わったケンタッキーフライドチキンの骨で、絶品の鶏スープが作れるとネットで話題になっていました。
確かに、食べ終わったケンタの骨はまさに鶏ガラですから、これを煮込むと鶏白湯スープになるはずですよね。
ずっと気になっていたので、試しに作ってみることにしました。
ケンタの骨を手に入れる
ケンタを店舗で食べて、骨だけ持ち帰ってもいいんでしょうけど、まあそこまでして作るもんではなかろうということで、休みの日のランチに自宅にケンタを届けてもらうことにします。
なお、ケンタは「お届けケンタッキー」というサービスを一部店舗で提供しており、電話やネット注文で自宅までデリバリーしてくれます。
しかし、今回はUber Eatsで注文することにします。Uberは期待の3割増しくらいのスピードで届けてくれます。定期的にもらえるクーポンもお得です。
パリパリ旨塩チキンパック(1,080円)を注文。チキン4ピース+ポテトのセットです。
なお食べる前のケンタの写真は残念ながら撮り忘れました。
・・・さて、完食したら、いよいよ鶏白湯スープ作りに入ります。
作り方は、類人猿でも作れるくらい簡単です。
まず、骨を軽く洗って、酉からよだれを落とします。そして鍋に入れ、ヒタヒタに浸るくらい水を入れ、あとは煮込むだけ。
火にかけた直後はこんな感じ。
20分ほど煮込むと・・・おお、白く濁ってきています。乳化していますね。
乳化は、相互に交じり合わないはずの水と油が混ざり合った状態で、エマルションとも言うそうです。なんとも幻想的ですね。
鶏スープの完成!
骨とスープをアミ的なもので分離して、お椀に入れてみました。ネギを散らすとそれっぽい!
一口飲んでみます。ごくり。
うむ、たしかに良いダシが出ています。
でも、ちょっと薄味かもしれませんね。
塩を足してみましたが、ちょっと塩味がキリっとしすぎるので、醤油とか別のもので塩分を足してみるといいかもしれません。
自分は味噌を入れてみたところ、完全に味噌汁になってしまいました。
・・・
しかし、このケンタ鶏白湯、もっと骨の数を増やして長く煮込み、真っ白なスープを作ってみたいという誘惑にかられます。
骨だけケンタッキーバーレル?
ケンタの公式ホームページを見てみると、キャンペーンがやっていて、なんと骨だけケンタッキーバーレルなるものが売っているではないですか。
これで、ケンタ鶏白湯が作りたい放題です。
・・・よく見ると、一行目から早速ネタバレしてしまっていますね。
一番下で、「商品の特性上、チキンの部位指定はご容赦いただいております。」と最後までボケ続けているんですから、エイプリルフールのドッキリでした!は一番下に書けばいいのに。