枝豆と飲み物以外は全て辛いという中華が赤坂にあるそうなので、行ってきました。
お店の名前は「四川DINING 望蜀瀘」。「望蜀瀘」 の読み方は「ぼうしょくろ」です。
「瀘」とは瀘州市のことで、三国志で有名な蜀の国に位置します。「瀘州にて蜀を望む」という意味でしょうか。
場所は東京メトロ・赤坂見附駅からすぐ、一ツ木通り沿いです。入口はビルの2階にあります。
四川DININGという名前の通り、四川料理のお店です。なお、四川料理は川菜(Chuān cài)とも言うそうですが、成都と重慶の2つの流派があるそうです。
このお店がどちらの流派なのかは分かりませんが、とにかく辛いらしいです。
望蜀瀘のメニュー
お店の中はキレイで、メニューもピカピカです。以前はもう少し町の中華感が強かったらしいのですが、最近リニューアルしたのかもしれませんね。
コースは火鍋コース(3,000円・3,500円)、四川料理コース(2,500円・3,000円)などがあり、かなりの品数が出てくるようです。+1700円で飲み放題120分をつけることもできる模様。
火鍋は単品でも注文可能で(2名から)、麻辣火鍋・二色火鍋など、いくつか種類があるようでしたが、どの写真も唐辛子が真夏のプールのような状態です。
モツ鍋のほか、魚鍋焼き・ビール入りこんにゃく鴨鍋など、ちょっと変わった鍋料理もあるようです。
いかほど辛いのか
今回はアラカルトで注文してみることにしました。
メニューに載っていない一品!?
注文しようとすると、日本語が少しカタコトな店員さん曰く、メニューに載ってないけど非常にオススメな一品アルヨ!とのこと。
料理の説明を聞くと、どうやら鶏の炒め料理のようですが、いまいちピンときません。しかし、ものすごく熱心に勧めて頂いたので、とりあえず注文。
運ばれてきた料理はこんな感じでした。
鶏と竹(タケノコではなく柔らかい竹?)を、3種の唐辛子(写真の赤いもの、緑のもの、薄い緑のもの)で炒めた料理でした。3種の唐辛子のうちの一つは唐辛子の漬け物だそうで、これが一番辛いとか。
一口、食べてみると、あれ、大したことないじゃない・・・
ん?
いや、これはヤバイ!!!
数秒遅れて辛さが来ました。そして辛さが口の中からなくなりません。
唐辛子の他に山椒も入っているようで、ピリリと痺れます。
しかし、とっても味が美味しくてクセになります。店員さん曰く、注文した人の8割が満足するとのこと。
このメニュー、名前はサンジャオチー(三椒雞?)というそうです。
その他の料理
酒のアテには、ピータン・ゴーヤの炒めなどを注文しましたが、どれもしっかり辛いです。下の写真の手前、こんなに赤く染まったピータンはなかなかないです。ゴーヤの炒めは苦辛くて大人の味でした。なお、右奥は豚肉のチンジャオロースです。
こちらは口水鶏(よだれ鶏)ですが、一口食べただけで舌をノックアウトする辛さでした。違う意味でよだれが出てしまいそうです。
こちらの写真は、にんにくの芽と牛肉炒め。味がとっても美味しい。辛いけど。
餃子は辛くなかったです。プリプリで、餡がぎっしり詰まっており、非常に美味しい!辛くないイチオシメニュー(あと、エビマヨも辛くありませんでした)。
こちらはマーボーナス。麻婆豆腐なら安直すぎるかと思い、少し変化球で注文してみました。なんだかオシャレな器に入って出てきましたが、殺人的に辛かったです。
ちなみに、辛さとストイックに戦う男塾のような店かと思いきや、女性に人気!との煽り文句で、フルーツマッコリカクテルなども置いてあります。
なお、途中から辛さで汗だくになり、舌が燃えるようにヒリヒリするので、途中からビールで食べ進めるのがきつく、甘い柚子はちみつマッコリを注文してしまいました。
翌日はゲリ
以上、辛い辛いとさんざん書きましたが、味は本当にどの料理も美味しいです。人気店なのも納得。
ちなみに、歳のせいか、最近では辛い物を食べると翌日ほぼ100%の確率でゲリになるのですが、このお店に行った翌日にも予定調和的に腹を下しました。排出の際には出口がヒリヒリします。
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この望蜀瀘、辛い物がお好きな方は非常に満足できると思いますし、四川料理のお店としても本当にレベルが高いので、是非お試し下さい。