「新加坡肉骨茶」というお店を発見。
これ、何と読むのだろう。
調べてみると、「新加坡」はシンガポールの中国語表記。
「肉骨茶」はバクテー(BAK KUT TEH)と読むみたいです。
なので、「新加坡肉骨茶」の読み方は、「シンガポールバクテー」ですね。
とはいえ、「肉骨茶」とは何だろう。
「肉骨」といえば、肉を切らせて骨を断つとか、骨肉の争いとか、どちらかといえばものものしい単語しか思い浮かびませんが・・・
検索すると、奥義書みたいな本も発見。
「肉骨茶」とはいったい何なのか。次回に続く!
肉骨茶(バクテー)とは
・・・などと無駄に引っ張ってみましたが、肉骨茶とは、骨付き豚肉を、香辛料・漢方・ニンニクと煮込んだ、シンガポールなどの地域を代表するローカルフードだそうです。
冒頭のお店は、日本初の新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)の専門店で、公式ホームページはこちら。
麻布十番、中目黒、鎌倉に店舗があるようですね。
今回は麻布十番店を訪問してみました。
お店のメニュー
店内に入ると、まずカウンターで注文とお会計を済ませます。お水はセルフサービスです。
メニューはこんな感じ。
「特製バクテーカレー」という心惹かれるメニューもありましたが、今回は「肉骨茶満喫セット」を注文することにしました。
バクテーの美味しさを楽しみ尽くせる、贅沢なセットとのことです。
付け合わせとして、下から3つを選ぶように言われました。
- ライス
- ミースア(麺)
- 油条(揚げパン)
- 春菊
- 海苔スープ
ここは、がっつり炭水化物3連コンボで、ライス・ミースア・油条をチョイス。
ちなみに店内はこんな感じです。
いざ実食!
待つこと数分、「肉骨茶満喫セット」が運ばれてきました。
下の写真中央に鎮座する、大きな肉塊が入っているスープが、「肉骨茶(バクテー)」本体です。
スープには豚肉のうま味が溶けだしており、このスープに、他の小鉢の具を浸して食べる感じです。
卓上には「肉骨茶(バクテー)の食べ方」なる指南書がありました。
- まずは、スープを飲んでください。
- 次にライスを蓮華に取り、スープへひたしてそのまま食べてみてください。
- 次に油条をスープに沈めてスープをしみこませて食べます。口の中でジュワッとスープが広がっておいしいですよ。
- ミースアという中華麺をつけ麺のようにすすって食べてみて下さい。コショウの強い塩そばのような感じで日本人好み!
- そして排骨(スペアリブ)をがぶりと食べます。(ここはぜひローカルスタイルの手づかみで)
- 唐辛子の入った「ブラックソイソース」を付けて食べるとまた違った美味しさが!その他にも気に入った食べ方でいろいろ試してください。
スープは薬膳系のテイストですが、クドくはなく、胡椒が利いていて後味がピリッとしています。なお、ニンニク片がまるごと沈んでいるので、デート中の方は気を付けましょう。
油条は、要するに揚げパンですが、スープに浸すと水分をたっぷり吸収します。個人的にはこれが一番美味しい。
ミースアは、そうめんみたいな感じです。そのままでもうっすら塩味ですが、スープに投入すると、ラーメンのように味わえます。
骨付き豚肉は非常にジューシーで、これだけでご飯が進みます。
最後に、残ったご飯にスープをかけて、お茶漬け風にしてシメにしました。
おわりに
以上、新加坡肉骨茶(シンガポールバクテー)をご紹介しました。
スープと複数の具のコンビネーションで、一皿で何度も美味しい感じです。
現在、バクテーブームが来ている(?)そうなので、気になった方は是非ともお試しください。