何気なく同僚のネクタイを見ていると、結び目の下にくぼみを作っている人と、作っていない人がいることに気づきます。
くぼみって何?と思う方もいるかもしれませんが、下のネクタイの写真でいうところの、結び目の下のうっすらとした三角形のくぼみです。
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このくぼみ、一般的にディンプル(dimple)と呼ばれているそうです。英語でdimpleは「くぼみ・えくぼ」などの意味ですね。
誰が決めたのか知りませんが、結んだネクタイは、立体感があると優雅だとされるようです。
そのため、オシャレな人は美しいディンプルを作るものだとか。なお、弔事の際に作るのはNGだそうです。
一旦ディンプルの存在を意識してしまうと、ないよりはあった方が良いかということで、つい作ろうとしてしまいます。意識しなければどうでもいいのですが。
しかし、このディンプル、作ろうとすると意外に難しい。
ネクタイのくぼみ(ディンプル)の作り方
ネットで調べてみると、いくつかディンプルの作り方指南の動画がアップされています。
要は、ネクタイを結ぶとき、大剣の根本をM字型に折り(両サイドに山2つ)、結び目でそれを上手く固定してやれば良いのだと思います。
しかし、動画のようなオシャレなアパレル系の方と違い、こちらはズブのド素人のオッサンです。やっぱり、いま一つキレイにできません。
ネクタイの素材でも作りやすさが違うように思われます。ナイロン系の薄いネクタイは作りやすい一方、しっかりした生地のネクタイでは作りにくい印象です。
なお、1分1秒を争う朝の時間に、ディンプルが上手くできないせいでネクタイが結びなおしになったりすると、もう頭を掻きむしって奇声をあげたくなります。
また、朝はキレイにくぼんでいても、昼過ぎくらいになるとくぼみ自体が完全に消えてしまっていることもしばしば。一生懸命作ったのに!
ディンプルクリップを使ってみた
そんなこんなで、なんとかディンプルスキルを上げようと、ネットで色々と調べていると・・・。
なんと、ディンプルクリップなるアイテムが存在することを発見!
やや反則な気もしますが、これを使えば、キレイなディンプルが簡単にできるのでは・・・?
さっそく購入してみることにしました。
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購入したのは上のもの。
カフスマニアという会社の製品のようです。新宿にある会社のようですね。
それっぽい袋に入って届きました。
3つセットで、1個のディンプルクリップはこんな感じ。
ネクタイをM字型に折って、ディンプルクリップを装着します。ちょこんと止まったような姿がカワイイ(?)。
結び目の中にディンプルクリップを入れながら、ネクタイを引き絞ります。
外から見えなくなりました。
・・・あれ、これ、けっこうイイ感じではない?
色々なネクタイで試してみましたが、一日中しっかりとディンプルをキープすることができます。
ただ、気を付けなければいけないのは、帰宅してネクタイを外すときにディンプルクリップの存在を完全に忘れ、ともすれば落として失くしそうになります。
ディンプル作りに悩んでいる方にはオススメですので、是非ご検討ください。