メットライフドームの「ボックスシート」レポ

2019年4月、メットライフドームのボックスシート(ネット裏スペシャルシート)を体験する機会があったので、レポさせて頂きます。

メットライフドームへのアクセス

メットライフドームへのアクセスはこちらをご参照。

西武池袋線は、池袋から所沢方面へ特急が出ていることがありますが、鈍行とあまり所要時間は変わりません。

西武狭山線の「西武球場前駅」(終点)で降りたら、目の前がメットライフドームです。

大きな白いレオくんがお迎えしてくれます。

ボックスシートはドームのどこ?

西武球場前駅からドームに向かって真っすぐ歩いていくと、「1塁側」と「3塁側」に大きく方向が分かれる入口ゲートがあります。

この入口ゲートがある場所は、ちょうど球場のバックスクリーン裏にあたります。

※ホームベース側を頭とすると、メットライフドームは駅方向にお尻を向けている形

ボックスシートはバックネット裏なので、ゲートからは一番遠い場所に位置します。

入口ゲートから1塁側に進んでも、3塁側に進んでも、大して距離は変わりません。

1塁側の入口ゲートから入り、バックネット裏(ホームベース)の方向に歩いていくと、緑のシートがあるエリアが見えてきます(下の写真)。

これがボックスシートです。

途中、何度かチケットをチェックされ、ボックスシートのエリアに通されます。

向かい合った2席×2が一つのボックスで、合計4席が1グループ用です。

席からの眺めはこんな感じ。

メットライフドームはとてもキレイな球場ですね。

ボックスシートのここがスゴイ

さて、そのボックスシートですが、以下のような特徴があります。

シートが分厚い

ボックスシートの座席の近影は、こんな感じです。

分厚くて、映画館のイスみたいですね。

長時間の観戦でも、お尻や腰が痛くなりません。

中年には大変助かります

メニューを注文して持ってきてもらえる

球場では、普通は売り子さんを呼び止めてビールなどを買いますが、ボックスシートのエリアでは専用のスタッフが巡回しており、レストランのように料理を注文することができます

下の写真がフードメニューですが、左の「ボックスシートメニュー」が席まで持ってきてもらえるメニュー。

右の「オーナーズレストランメニュー」は、ボックスシートのエリアにある専用レストランで食べることができるメニューです。

「シェフのおすすめ 本日の御膳」とかけっこうなお値段ですが、内容が気になりますね。

私は利用しませんでしたが、同行した知人がうなぎを注文したそうです。

食べながらグラウンドの様子を見ることができるとか。

この専用レストラン、試合が7回くらいになるまで営業しているそうです(試合終了時点では閉店していました)。

アルコールメニューも充実

一方、アルコールのメニューはこちら。

野球観戦といえばビールですが、その他のアルコール類も居酒屋並みに充実しています。

特筆すべきは、お湯割りがあること。

メットライフドームは、ドームと言いつつ側壁がなく、正確に言うと屋根がついている野外スタジアム

ロケーション自体が山地であることもあり、春・秋はけっこう冷えます

焼酎お湯割りのような、暖かいアルコール飲料は非常にありがたい。

注文してみたところ、ビールサイズの紙コップになみなみ入れて持ってきてくれました

なお、ボックスシートでは、寒さ対策としてブランケットの貸出サービスがあります。

西武ファンの方であれば、春と秋のメットライフドームでの観戦には、このレオのたてがみを持参すると丁度いいかもしれませんね。

埼玉西武ライオンズ グッズ レオ たてがみ

ジェット風船が無料

7回の贔屓チームの攻撃時、いわゆるラッキーセブンに飛ばすジェット風船。

通常は球場の売店などで購入しますが、これがボックスシートではタダで配られます

なお、ビクトリーバルーンとありますが、明らかに西武ライオンズファン向けなのが気になります。

ビジターチームのファンだったらどうするんでしょうね。

帰っていく選手が上から覗ける

ボックスシートのエリアの上部に、選手や関係者が通る通路が上から覗きこめる場所があります。

試合後など、お気に入りの選手に声が掛けられるかもしれませんね。

なお、球場を外から大回りすることになりますが、ボックスシートのエリア後ろには専用出入口も設けられており、球場の外にそのまま出られます。

上に書いた通り、入場のときは通常の入口ゲートから入る方がいい気がしますが(途中に売店もあるので)、試合後は通路が混雑するので、この専用出入口からサクッと出るのがオススメです。

おまけ・三角コーン型メガホン(限定品)

なお、ボックスシートとは関係ありませんが、私が行った試合では、三角コーン型メガホンという斬新なオリジナルグッズが配布されていました。

「このメガホンで、フィールドで戦う選手たちに、特大の青炎(声援)を届けましょう!」とのこと。

西武・オリックス戦だったのですが、来場者全員に配布されており、オリックスファンは困惑したことでしょう。

阪神ファンの私も困惑しました

なお、西武にとっては残念な試合展開で、特大の青炎が起きるような場面はほとんどなく、三角コーンは子供たちが頭に乗せて遊んでいました

なお、三角コーンはむき出しで渡されたうえ、妙にデカイので、試合後は手持ちで持って帰らざるを得ず、それなりに不審な感じに。

コンビニの店員に「何ですかそれ?」と話しかけられてしまいました

おわりに

以上、メットライフドームのボックスシート(ネット裏スペシャルシート) の体験レポでした。

ボックスシートのチケットの手に入れ方ですが、西武ホールディングスの株主優待のページをみると、10,000株以上の保有で、ボックスシートの応募券が1枚もらえるそうです(優待は3月末・9月末の年2回)。

西武ホールディングスの株価は1,800円くらいなので、なかなかハードルが高いですね・・・。

さらに応募券なので、抽選があるようです。

今回は知人から誘ってもらいましたが、貴重な体験でした。

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