(マクガフ選手)無人の塁に牽制球を投げたらどうなるか

プロ野球を見始めて30年以上になりますが、最近、人生で初めて目撃したプレーがあります。

それは、2020年9月3日(木)、阪神×ヤクルト@甲子園での出来事。

天に向かってつば九郎(1) (ワイドKC) [ まがり ひろあき ]

試合は3-2とヤクルトが1点リード。

7回裏、ラッキーセブンの阪神の攻撃。

先頭バッターのボーア選手が、センターにボテボテのヒット。

代走は俊足の植田選手、次の梅野選手が送りバントを決め、一死二塁とチャンス到来。

続く代打・陽川選手が、内野の頭をわずかに超えるレフトへのヒットを放ち、一死一・三塁!

ここでヤクルトは、投手を高橋選手からマクガフ選手にスイッチ。

犠牲フライでも同点の場面でしたが、代打・中谷選手が三振。

二死一・三塁となり、バッターは近本選手。

ここで、一塁ランナーの陽川選手が盗塁、二死二・三塁に。

一打逆転の大チャンス!

「たのむ、近本、何とかしてくれ!」

全国の阪神ファンがこう祈るなか・・・

カウント2-1から、その事件は起こりました。

ピッチャー・マクガフ選手が、ランナーの不意を突く得意の牽制球を・・・

ランナーがいない一塁に投げてしまいました

実際の映像はこちらです。

カメラもボールを追えていませんね。

一塁ベースには当然(?)誰も付いておらず、ボールは転々と外野のファウルゾーンへ・・・

結果、二塁・三塁の走者が生還

3-4と阪神が逆転しました。

呆然とするマクガフ選手・西田選手のバッテリー。

というか、両ベンチ、いや球場全体が、「えっ、何これ?」という雰囲気でした。

ヤクルト高津監督が、審判団に今のはボークだから生還は一人だけではと抗議しますが・・・

結局、マクガフ選手のボーク+エラーと判定され、走者二人の生還が認められました。

これは、こちらの野球規則6.02「投手の反則行為」の「a ボーク」の「規則説明1」に、以下のような定めがあるからのようです。

【規則説明1】投手がボークをして、しかも塁または本塁に悪送球(投球を含む)した場合、塁上の走者はボークによって与えられる塁よりもさらに余分の塁ヘアウトを賭して進塁してもよい。

こういうケースもちゃんと網羅している野球規則って、結構すごいですね。

そして、それが全て頭に入っている審判団もスゴイ。

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試合はそのまま3-4で阪神が勝利。

ヒーローインタビューは、マクガフ選手ではなく、岩貞選手・ガンケル選手・岩崎選手のリリーフ3名でした。

なお、マクガフ選手の牽制前まで勝ち投手の権利を持っていた高橋選手は、なんと負け投手になってしまいました。

試合後、この牽制球について聞かれたヤクルト高津監督は、「俺にもちょっとよく分からん。マクガフ本人に聞いてもらいたい。」とコメント。

恐らく、マクガフ選手は、陽川選手の盗塁に気づいていなかったんでしょうね。

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。

今は亡きノムさんが、よく言っていたのが思い出された試合でした。

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