サラリーマンの皆様、日本経済新聞(日経)は毎朝読んでいますでしょうか。
日経の文字数は約25万字。400ページの文庫本1冊に相当するそうで、朝の忙しい時間に、とても全部は読めません。
「日経を読む」には、短時間で必要な情報を効率的にピックアップするというスキルが必要であり、それなりにコツがいります。
役員になれる人の「日経新聞」読み方の流儀 アスカビジネス / 田中慎一 【本】
新人の頃は、毎朝、先輩と日経の読み合わせを行い、業務関連記事をスクラップしていたという方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、時は過ぎ、新人の頃の初心はどこへやら。
蓄積した知識や経験にあぐらをかき、毎朝マジメに日経を読まなくてもまあ別にええわという時がやってきます。
いや、日経を毎朝読んでいないなんて、社会人失格だ!という過激派の方も、一定数いらっしゃるでしょう。
しかし、紙の新聞はかさばるし、指はインクで汚れるし、満員電車で読んでいたら周りに迷惑だし。
では、スマホやタブレットで日経電子版を読むか?と言われても、朝の通勤中くらい、テキトーなまとめサイトでも読んで、仕事前のわずかなプライベートな時間を満喫したくもあります。
そういう人にオススメなのが、「聴く日経」。
ラジオNikkeiが提供する、日経朝刊の主なニュースを、たった20分間で聞くことができるサービスです。
「聴く日経」のメリット
「聴く日経」にすると、以下のようなメリットがあります。
- 通常の日経より安い(540円 or 600円)
- 重要なニュースのみ把握できるので、時には流し読みより効率的
- 時間がないときには、2倍速で聞くことができる
- 他の作業を行いながら聞ける(通勤中、歩いている時間で聞ける)
- 土日に配信がない
・・・私の場合、最後の点が意外に重要です。土日は新聞を基本的に読まないので、新聞が配達されてくるのがありがた迷惑だったりします。
紙の新聞だと、土日、昼頃に外出しようとしたら、家のポストに日経が直角にぶっ刺さっているのを見つけて萎えます。広告が山ほど挟まっており、薄い木の板ばりの強度になっています。
これをポストから抜いて捨てるのは、面倒なうえに、資源をムダにして申し訳ない気分になります。さらに、昼頃までぶっ刺さっていたら、惰眠を貪っていたのが近所にモロバレです。
「聴く日経」の登録方法
「聴く日経」は、株式会社オトバンクが運営するaudiobook(元々はFebeという名前でした)というサービスに申し込むことで利用できます。
月額税込540円で、入会特典で最初の30日間は無料。
なお、iPhoneを使っている方は、「聴く日経」アプリがあります。こちらは月額税込600円と、なぜかちょっとだけ高い。
どちらか片方に申し込みましょう。
「聴く日経」の使い方
私はiPhoneなので、「聴く日経」アプリを使用していますが、メイン画面はこんな感じです。
薄くなっているのはダウンロード前の記事で、タップしたら数秒でダウンロードができます。
また、左のマル印で、どの記事をどこまで聴いたかが把握できます。
担当パーソナリティの素顔!?
なお、「聴く日経」は曜日によって担当パーソナリティが異なります。
こちらのページに顔写真が載っており、こんな人なんだ!とか妙に親近感を覚えたり。
「聴く日経」は朝6時に配信されているそうなのですが、この人たちは早起きして収録しているのだろうか。気になります。
・・・
そんなこんなの「聴く日経」ですが、紙の新聞はちょっとな~という人にはオススメですので、是非ともお試しください。