世の中、クオリティ・オブ・ライフ=生活の質を上げるアイテムは色々あると思いますが、「布団乾燥機」はお持ちでしょうか。
なくても別に困りはしませんが、あったら便利というモノの一つだと思います。
今回は、「マット・ホースなし」という、とにかく手軽さに特化した布団乾燥機、「スマートドライ」をご紹介します。
布団乾燥機のススメ
人は寝ている間、コップ一杯の汗をかくと言われています。すなわち、布団が毎日コップ一杯の汗を吸っているわけですね。
であれば、布団は干した方が良いに決まっている。
しかし実際、「布団を定期的に干す」という行為は、結構ハードルが高いです。
例えば一人暮らしの場合、布団をベランダまで運んで干すという行為は、面倒臭いどころの騒ぎではないくらい面倒なので、万年床になりがちです。
また、仮に干したとしても、外出中に雨に降られたりしたら、その夜の布団がなくなってしまうというリスキーな行為でもあります。
これらを解決するのが、布団乾燥機。
いちいち布団を運んで干すことなく、万年床の状態のままで布団を乾燥させることができます。
「スマートドライ」のススメ
とはいえ、布団乾燥機といえば、敷きぶとんと掛けぶとんの間にマットを入れて、ホースをつないで・・・と、干す行為と比べて勝るとも劣らない面倒なイメージがあります。
世の家電メーカーは、布団乾燥機の分野でもシノギを削っていますが、この「面倒」という点に最も着目し、布団乾燥機からマット・ホースをなくしたのが、この「スマートドライ」という商品。
「スマートドライ」の使い方
実際に、「スマートドライ」が、いかに画期的かを見てみましょう。
パッと開いて、敷きぶとんの上に本体を置き・・・
掛けぶとんを本体の「ふとん差込み部」にかけて、スイッチを押すだけ!
なお、センサーがついており、セット方法が悪いとピーピー鳴いてくれます。
これなら、たとえ毎日やれと言われても、ギリギリ許容できる範囲ではないでしょうか。
その他の機能
「スマートドライ」は、賢く乾かすという名前の通り、布団の乾燥の他にも色々な機能が付いています。
まず、寒い冬に役立つのが、「あたため」モード。
寝る前にふとんを温めておくことができます。湯たんぽ代わりになりますね。
また、布団のダニを駆逐したいときには、「ダニ対策」モードがあります。
ダニは、50度以上の環境に、20分程度おかれると死滅するとか。
また、ノズルの角度を変えて「温風」や「送風」モードにすることで、雨でぬれてしまった靴や衣類の乾燥にも使えます。
コンパクトに収納可能
なお、「スマートドライ」は、折りたたむと薄さ13センチとコンパクト。
ちょっとしたすき間スペースがあれば収納しておくことができます。
メーカーは象印
ちなみに、この「スマートドライ」、メーカーは象印マホービン株式会社です。
象印マホービンといえば、一般的には炊飯器・電気ポット・ホットプレートなどのメーカーのイメージであり、布団乾燥機とは少し意外な気がします。
こちらに「スマートドライ」の開発秘話が載っていますが、後発メーカーとして何とかインパクトある商品を出せないか考えた結果、「マット・ホースなし」という結論に至ったようですね。
布団乾燥機を探すにあたり、とにかく手軽に使えるものが欲しいという方であれば、「スマートドライ」がオススメですので、是非ともご検討ください。