
日本の玄関口・東京駅。
丸の内側の出口を出ると、ピカピカな高層ビル群が目に飛び込んできます。
しかし、そこから徒歩すぐの場所に、昭和の雰囲気を色濃く残す長崎ちゃんぽん屋があるのをご存知でしょうか。
そのお店とは、「長崎みろくや 丸の内店」。
丸の内北口を出て、オアゾを左手に見ながらJRの線路沿いに少し歩くと、高架下にお店が見えてきます。
この「長崎みろくや 丸の内店」、「丸の内店」というからには別店舗もあるのでしょうか。
こちらが公式ホームページのようですが、どうやら通販サイトの模様。「直営店・販売店」が掲載されていますが、飲食はできなさそうです。
長崎県長崎市に同名の店があるっぽいですが、これが本店でしょうか。
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お店の様子
前置きが長くなりましたが、「長崎みろくや 丸の内店」の中はこんな感じ。
テーブル席はなく、カウンター席のみです。

大きなカウンターの中では、ベテランそうなおばちゃんがそつなく動き、お客さんを捌いています。
奥には厨房が見え、忙しく調理が行われています。
なお、このお店は食券を買うスタイル。入って左手に券売機があるのですが、メニューはこんな感じです。

①長崎ちゃんぽんと②長崎皿うどんが2枚看板(?)ですが、その他のメニューもあります。
長崎ちゃんぽん
まずは、定番の①長崎ちゃんぽん。かなりのボリュームです。

不健康になりがちなオッサンには、野菜がたくさん摂れるのが嬉しい。スープは優しめの味ですが、麺は結構な存在感があり、食べ応えは十分です。
写真の通り、サイドメニューにチャーハンがありますが、これはチャーハンというより炊き込みご飯です。薄味で、中華っぽさはあまりありません。
なお、ちゃんぽんには、季節限定で派生メニューがあります。こちらは味噌ちゃんぽん。コーン多めですね。

長崎皿うどん
つぎに、②長崎皿うどん。パリッとした乾麺の上に、アンがドバッ!とかかっています。

乾麺を割りながら、アンと和えて食べ進む感じですが、こちらも中々のボリュームです。
なお、卓上に、コショウやお酢などに並んで、「金蝶ソース」という見慣れないソースが置いてあります。
こちら、皿うどんのためのソースだそうで、長崎では有名らしいです。
20種類以上のスパイスが使われているそうですが、すごいニッチ商品ですね。
その他
その他のメニューはラーメンなどがありますが、こちらは五目焼きそば。

アンは皿うどんとベースが同じでしょうか。荒々しく添えられたカラシも健在です。
こちら、銀杏が入っていたりと、「五目」どころではないくらい具沢山です。
おわりに
このお店、昼時に行くと、激込みという感じではありませんが、立って順番待ちをしているお客さんが常に数人いるイメージです。
お客さんは、8割くらいがサラリーマンの男性。皆さん黙々と食べられています。そのため回転は非常に早いです。
正直、「うめぇ、絶品ちゃんぽんだ!」という味ではないですが、「昼飯どうしようかな、野菜食べなきゃな。そういや最近ラーメン食べてないなぁ。あのちゃんぽん屋行くか・・・」と、ふと訪問したくなる不思議なお店です。
その辺りが人気の秘密なのかもしれませんね。
丸の内周辺でサクッと1人飯する際にオススメです。