阪神タイガースの2020年の試合日程

コロナ禍により例年より大幅に遅れましたが、6月19日(金)、ついに日本プロ野球の2020年シーズンが開幕しました。

野球ファンとしては嬉しい限りですが、試合日程は本当にやばい感じです。

休みは週1程度で、11月までノンストップ。

コロナもビックリの密っぷりです。

ここでは、自分の備忘も兼ねて、わが阪神タイガースの試合日程をまとめてみます。

2020年6月(終了)

  • 雨天中止はなし。
  • 開幕3連戦は嫌なことがあった気がするが、記憶から抹消

2020年7月(終了)

  • 7日から、15試合連続で甲子園で試合。
  • 3日の広島戦が雨天中止。6日に順延も、6日も中止。
  • 7日・8日の巨人戦が雨天中止、9月7日と10月5日に順延。
  • 開幕から2勝10敗のち10勝2敗で、7月中に勝率5割に復帰。
  • 大山選手・ボーア選手などが復調も、マルテ選手・糸原選手などが離脱。
  • コロナに感染して虎vid-19と自虐していた藤浪選手が復活。

2020年8月

  • 8月はビジターがメイン。
  • 4日から9連戦。
  • 9連戦はGに再び3タテされるかと思いきや、高橋ハルト選手が阻止

2020年9月

  • 7月の巨人戦の順延で、月初から13連戦。
  • さらに一日休んで9連戦。

2020年10月・11月

  • 7月の巨人戦の順延で、前月9月29日から13連戦。

DAZN

(考察)なぜこんなに過密なのか?

上記の通り、13連戦と9連戦がある9月が本当に厳しい戦いになりそうです。

しかし、なぜこんな過密スケジュールになってしまったのか。

それは、①11月末までにシーズンを終えなければいけない、②120試合以上やらなければいけない、という2点をクリアする必要があったからだと思われます。

11月末までにシーズンを終えなければいけない

こちらの「日本プロフェッショナル野球協約」の第173条をみると(2017年度版までしかアップされていませんが)、下のような規定があります。

球団又は選手は、毎年12月1日から翌年1月31日までの期間においては、いかなる野球試合又は合同練習あるいは野球指導も行うことはできない。ただし、コミッショナーが特に許可した場合はこの限りでない。

つまり、野球協約上、11月30日までしか試合ができないわけですね。

但書によると、コミッショナーが許可したら大丈夫そうですが、今度は「統一契約書様式」の第3条をみてみると・・・

球団は選手にたいし、選手の2月1日から11月30日までの間の稼働にたいする参稼報酬として金・・・・・・円(消費税及び地方消費税別途)を次の方法で支払う。

そもそも、選手の契約が2月1日から11月30日までなんですね

12月1日以降は契約外なので、特に外国人選手など、「今年は非常事態だから、ちょっと長めに働いてよ」などとお願いするのは難しそうです。

つまり、11月30日までにシーズンの全日程を終えることを前提とした制度設計になっていることが分かります。

120試合以上やらなければいけない

「では、11月30日までに、自然体で可能な限り試合をこなせば良いのでは?」と思われそうですが、実はもう一つハードルがあります

「日本プロフェッショナル野球協約」の第159条をみると・・・

球団が行う年度連盟選手権試合のホーム・ゲームの数は、60試合を最低数とする

これが何を意味するかというと、セ・パ両リーグの全12球団が、自分の本拠地で60試合以上を開催しなければいけません。

相手チームがいないと試合が成立しないので、実質的にこの2倍の120試合が、シーズン成立のための最低試合数になります。

これは考えてみると当然で、本塁打数・勝利数など積み上げ系の記録はまだしも、打率・防御率など割合率の記録は、試合数が少ないと好記録がでやすく、過去のシーズン記録を簡単に塗り替えてしまう可能性があります。

例えば、シーズン90試合くらいにして、打率.400の打者が3人誕生とかなっても困りますよね。

なので、各記録の持続性を守る(?)ためにも、「最低120試合はやらなければいけない」という規定が設けられているようです。

なお2020年のメジャーリーグは60試合らしいんですが、この辺りどうするんでしょうね・・・

プロ野球オール写真選手名鑑(2020) (NSK MOOK Slugger特別編集)

2020年の特例事項

なお、日本野球機構からは、以下の「2020年の特例事項」が発表されています。

  • レギュラーシーズンは6球団24回戦総当たりの各球団120試合とする。
  • クライマックスシリーズは、パ・リーグは1位球団と2位球団の対戦、セ・リーグは開催しない。
  • 延長回は10回までとし、10回を終わってなお同点の場合は引き分け試合とする。(イースタン、ウエスタンも同様)
  • 出場選手登録は1球団31名まで、ベンチ入りは26名まで。(うち外国人選手は出場選手登録5名以内、ベンチ入り4名以内)
  • 「勝率第一位投手賞」の表彰は10勝以上を規定とする。(従来は13勝以上)
  • 新型コロナウイルス感染拡大を防止し、シーズンを最後まで継続することを目的に「感染拡大防止特例2020」を新設。
    本人や家族の感染疑いや体調不良の症状が発生した場合、選手異動手続き(出場選手登録、登録抹消)に特例を適用することができる。

おわりに

この過密な試合日程と、特例事項がある2020年シーズン、例年とは違う要素がペナントの行方を左右しそうです。

選手が怪我しては元も子もないですし、各チームとも選手を入れ替えながら戦っていくでしょうから、まずは選手層の厚さがモノをいいそうですね。

特に秋からの超過密日程の消耗戦では、投手のやり繰りがポイントになりそうです。

球界一の投手陣(?)を擁する阪神タイガースには有利なシーズン・・・と信じて応援していきたいと思います。

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